旧車 パトカー 街の写真、食べ歩きから不要情報まで無節操なお気楽ブログ。あなたの心には何が残りましたか?
by Detachment801
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南ア製ドイツ車

某有名ドイツ車が南アフリカにその工場を持ち、乗用車を生産していることについて、いまだに批判的な考えを持っている人がいることを知りました。

その趣旨は有色人種国家が作ったクルマよりもドイツ製のほうが良い。という意見のようです

ひどい意見ともなると「エイズ普及率20%以上と言われる国で作られた車に、好き好んで乗るのは余程奇特な人だろう。」
というクルマの製作技術とはなんら関係が無いHIV差別まで上乗せしたものもあります。
他にも露骨な黒人差別発言もあったようです。

これに対し大多数の人は
「南アフリカ製が品質が悪い訳でもないのに、単に南アフリカで作っているという一点に於いて偏見を持っている人の意見としか考えらない」
とか
「工業生産のクォリティは生産工場の品質管理によるところが大きいですから、問題としなければいけないのは、ただ単にどこの国で作られたかと言うことではなく、本国や他の生産国に関わらず、どこのメーカーのどこの工場の車のクオリティが低いかと言うことではないかと思いますがね」

などという常識的なものでしたが、
このような論議が起きることはいささか不思議でした。

私は、企業がその本拠を置く国以外、つまり日本式に言えば海外に工場を持つこと自体になんら問題を感じません、メーカーが認めた品質を維持管理しているならどこの国の人が作っても同じです。そしてその国の人権を侵害せず、平等な協力体制が確立してお互いの発展に結びつくならば弊害は少ないと思います。

むしろ私が20数年前にドイツのメーカーが工場を南アフリカに置いたという話を聞いて少々暗い気分になったのは南アフリカといえば映画「遠い夜明け」で知られるようなアパルトヘイト政策による旧ローデシアと並ぶ一握りの白人が多数の黒人を支配する過酷な差別国家でした。その解放前の人種差別主義国家に手を貸して支配する側の白人用のクルマを供給するために工場を作ったのかと思ったからです。

しかしアパルトヘイト撤廃後も問題なく稼動しているならそれはアフリカのためにも良いことであると思い、考えを改めました。どんなクルマでも、肌の色や国籍、人種に係わらずすべての人の為にいろいろな国で素晴らしいクルマが生産されることは良いことだと考えるからです。

何国人なら良くて何国人には問題があるという式の意見にはうんざりしますね。白人だって黒人だってアジア人だって、頭のいいヤツは頭がいいし愚かなヤツは愚かです、真面目も不真面目もすべてはその人個人の資質なのにね、

参考:YAHOO知恵袋ほか
by Detachment801 | 2009-11-25 08:37

この集団がいまだ存在する国、

昨日目にしたAPによる記事
日本ではあまり取り上げられなかったこの写真は、米国で悪名高き人種差別集団「KKK」が未だに存在していることを示している。
場所はミシシッピー、人種差別問題を描いた映画「ミシシッピーバーニング」もまさにこの州を舞台にしている深南部である。

記事によると頭巾を被った12名のKKKメンバーがフットボールの試合前にグラウンドに集まり、ナチ式の敬礼などを行い、旗を振るなどして捕まったらしい。

最近は「白人至上主義」などと呼ばれるようだが、実態は人種差別以外の何ものでもなく、すべての有色人種に対する侮蔑であり、また善良な白人達に対してもその人間性をも失墜するものである
あまりにも醜いその姿に、公民権運動から40年経ってはいるが、いまだに現代のアメリカが抱える病根の一部が露呈したと思った。


私も勤務先で若いドライバーにこの記事を見せて説明をしたら、まず「ナチ」がわからず、そこから説明することとなったのは日本の教育にもなにか欠点があるのではないか?などと自分の足元も見つめなおす必要も感じましたね。


ただ明るく陽気なだけではないアメリカ、いまは初のアフリカ系のオバマ大統領を産んだことは進歩だが、まだまだこういった集団が存在することは見過ごせない事実であると、取り上げました。
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by Detachment801 | 2009-11-23 08:10

映画キャデラック レコードの背景

CADILLAC RECORDは昨日から公開されたビヨンセが主役の映画です。
戦後のアメリカでポーランドからの移民が黒人ミュージシャンを集めて設立したCHESSレコードが1950年代に飛躍的に発展した頃の物語です。

今の若い人が聞くと驚くがまだほんの40年前まで、アメリカは人種差別がまかり通る国でした。
レストランもトイレも水のみ機もバスも、みなWHITE(白人用)とCOLORS(黒人/有色人種用)に分離されているのが当たり前。ちなみに日本人は自分が白人に近いと思ってるのでWHITEのほうに行ってたたき出されるのが常だったらしいです。


南軍旗:奴隷制度を支持した南部の旗なので、現在は白人至上主義者などに好んで使われる、過去に見たシドニーポワチエの映画などでは差別のシンボルとして扱われることもあるので知らないと意味が通じないシーンもあります
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その頃は白人による黒人虐殺は捜査もいい加減で罪にも問われず。(その時代を描いた映画ミシシッピーバーニングに詳しい、興味のある人は遊び人のチンピラが改心して黒人指導者になり、暗殺されるまでを赤裸々に描いたマルコムXも必見)
白人女性のクルマに追突された黒人男性が文句を言ったら逆に留置場にぶちこまれるなんて話は日常茶飯事というありさま。ビリーホリデイの「奇妙な果実」はフルーツなんかじゃなく白人によって木に吊るされた黒人のことを歌った歌でした。




あからさまな差別:白人と同じ高校に通う女子学生に罵声を浴びせる白人学生
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黒人達が身を立てるにはスポーツに秀でるか音楽をヒットさせるか、それぐらいしかなかった時代です。(いまもか)
もちろん音楽市場も黒人系はレイスミュージック(人種音楽)というジャンルにされて、いい曲があると白人に歌わせてヒットさせるなんてのも序の口でした。エルビス・プレスリーのハウンド・ドッグ、パット・ブーンのアイル・ビー・ホームなんてのは皆もともと黒人のヒットソングだったのです。

”神様”CHUCK BERRY CDジャケットより、ダックテイル・ヘアーにダック・ウォークとアヒルづくめだがこの歩き方は安物の背広のシワを目立たなくするためだったというヘンな伝説があるが、その真偽のほどは定かではない
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その時代、エタ・ジェイムス(この映画でビヨンセが演じる)やBLUESの大物マディ・ウォーターズ、誰でも知ってるロックの元祖チャック・ベリー、初期のフラミンゴスなどを擁し一大レーベルになったCHESSは売れたミュージシャンに成功者の証キャデラックをプレゼントしたという逸話からこのタイトルになったそうです、この映画、わたしもまだ見てませんが、きっと車もスッゴイのがたくさん出て来ることでしょう、

1959年式キャデラック、シリーズ62クーペ、キャデラックは白人文化の頂点だが成功した黒人が最も手に入れたかったもののひとつ
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教科書にも出てくるマーチン・ルーサー・キングJR牧師が夢見た時代はオバマ大統領の出現によってかなり実現しました。
しかし本当のところまだまだ人種差別の厚い壁は解消されたとはいえません。4世紀にわたり差別され続けたことによる教育格差、貧困の問題などから起きる犯罪率の高さなどから、有色人種の多いエリアには救急車さえ来ない場所もあるといいます。公然と差別ができない分、口に出さない差別は逆に増加しているとの指摘さえあります、まだまだ完全な社会とは言えない面も多いのです。

パブリック・エネミーのチャックDによれば過激な言動で知られるムスリム黒人団体のルイス・ファラカーンは「白人は400年間差別されなければわれわれの痛みはわからない」という意味の発言をして常識的な人々を驚かせたらしいが、ある意味真実です。足を踏んだものは踏まれたものの痛みはわからないのですから。
人は生まれや育ちや肌の色により差別されることがあってはならないのが本当の社会です。もちろん米国だけの問題でなく、世界中に、この日本においても存在する問題です。

ラップ・グループ PUBLIC ENEMY はスパイク・リー監督の映画「DO THE RIGHT THING」の挿入曲の中でエルビスやジョン・ウェインはマザーファッカーだと叫ぶ。写真はデビューアルバムのジャケット
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楽しい音楽や派手なクルマたちという娯楽の中にそんなことをふと考えさせる映画だと思いましたので、かならず見ようと思っています。
by Detachment801 | 2009-08-16 10:52

英語できなきゃ出場停止?

Excite エキサイト : スポーツニュース
{米女子プロゴルフ協会は、来年から同ツアーに2年間在籍し英会話能力の評価が必要と判断された選手を対象に英語の口語テストを実施し、基準に達しない場合は出場停止とすることを決めた。}




今一番憤りを感じているのがこのニュースです。
大体スポーツは実力優先の社会。よっぽど常識を逸脱していなければ実力あるものが入賞するのはごく当然です。

私はゴルフはあまり詳しくないですがこれは明らかに最近のアジア勢、特に韓国人選手が優秀な成績なので締め出しを図ったものとしか思えません。
結局人種的に英語の苦手な選手の多いと思われる国をメディアやファンとの交流のためとか理由にもならぬおためごかしを言って締め出そうとしているだけ、まるで微笑みながら足を踏まれているような嫌な感じがします。(いっそ「コメを主食としたら出場停止」ぐらい言ってくれたら笑ってやりますけどね^^)

どんなスポーツにだって多種多様な人種、言語の人たちがいれば記者会見やファンサービスなどの場合当然主催者側が通訳などを準備して便宜を図るのが当たり前です。

以前日本のスキー選手が海外であまりに好成績をおさめたために身長に対する板のサイズ規定が設けられるなど、どう考えてもアジア人差別としか思えない奇妙なルールが罷り通った例もあります。

これは欧米先進国と言えどもいまだにアジア人が多数表彰台に上るのを面白くないと思う差別的意識が今回このような形で顕在したとしか思えません。

どう考えても到底承服できないこの規定の撤回を求めるしかないと思います。もしくは英語圏でない国の選手は即刻脱退でもしてアピールした方がいいのでは?と思いましたね。
by Detachment801 | 2008-08-28 11:20