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”突然 昭和三十五年” アメリカ車の雑誌広告1950年代の米車広告は、どちらかと言うとムード先行のイラスト広告と言う印象ですが、このプリマスの広告はかなり大胆です。売り上げもフォード、シボレーが前年比ダウンしたのがプリマスはアップしたのはこの広告とテールフィンを強調したフォワード・ルックのお陰でしょう、写真ならではのキャンディ風カラーがなかなか。 ![]() コピーも強烈!なんたって突然段ボールじゃなかった”突然イッツ1960”!ですからね、これは刺激的です。今見ても刺激的なんすから。もうたいへんですね。一見デュアルに見えるヘッドランプも物凄く前衛的と当時の人々の目には映ったでしょう。内側はターンシグナル。 ダッシュから生えたルームミラーはハッキリ言って見にくいです。特にオープンの幌を開けた時の見にくさ、どうしてこういうことするかな?と思いました。 それからするとさしものシボレー、ベル・エアも常識の権化のように見えます。あれ?57年のシボレーのルームミラーもダッシュから生えていましたっけ?オプショナル?? ![]() 翌年のGM 車の代表、キャデラック、後ろにちょこっとブロアムが見えるところが泣かせる演出。 ![]() さすがGM,翌年にはこの圧倒的重厚感フィンズ&クロームこれでもかデザインになり、あっという間クライスラー系に追いつきました。 この時代、クルマの広告に有色人種は出てきません。白人だけのアメリカ、まるでアパルトヘイト時代の南アフリカ並みの意識なんでしょうか?そう、まだ公民権運動が盛り上がる前、法律的にも人種差別が違法でなかった時代です。黄色いサルの日本人だって白人専用レストランや洗面所、使えなかったらしいです。信じられない!なにが1950年代は黄金時代だ?って嫌味の一つも言いたくなります。そう思うとね、何にしろ差別はいけませんね。(映画ミシシッピー・バーニング見ると怖い。)やはり知識としては知っておかないといけないと思います。 そして59年秋、本当の1960年式登場! ![]() 1960年式ポンティアックは早くもテールフィンから脱皮し、60年代的スタイリングに向かう。 しかしこのイラストでのポンティアック、こんなに幅広いクルマが世の中に存在しますかね?実際に2m を越える全幅ですが、いくらなんでもこのイラストほどではありません。実物は下の写真。 ![]() 1982年横浜にて、1960ポンティアック、カタリナ2扉 個人輸入車。なんとまだシートやドア内張りにプラスティックカバー(透明ビニール)の付いている新車同様の状態に驚かされた。 当時のポンティアックはワイド・トラックが宣伝文句で、現代の車のようにタイヤが車幅いっぱいの位置なのがこの写真でもわかる。当時のシボレーなどはシャシの改良よりもワイドボディ化が優先したのでもっと車輪が内側に引っ込んで見えるナロートラックである。 車の広告はまた時々取り上げて行きたく思っています。
by Detachment801
| 2007-07-17 07:28
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