吸入器。

咳が止まらぬ夜など、ふと子供の頃使っていた「吸入器」のことを思い出す。

金属とガラスを複雑に組み合わせた器具で、たしかホウ酸水（？）をアルコールランプで加熱して、その蒸気を喉に当て症状の緩和をはかるというものでしたが、その姿は秘密研究所と言うか、今でいうスチームパンク的で、組み立てる時からワクワクしたものです。いつのまにか処分してしまったと思うが、取っておけばよかった。

検索したら江戸東京博物館のアーカイブスに出ていました。家にあったのも「大川式」だった記憶があります。


吸入器については下記リンクがわかりやすい。
「くすりの博物館」もうひとつの学芸員室ー吸入器とマスクhttp://www.eisai.co.jp/museum/curator/column/090703c.html

色々検索していたら物凄い画像を見つけてしまった。戦前のものです。ちょっと怖い。https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/s679380007