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旧車 パトカー 街の写真、食べ歩きから不要情報までというブログでしたが2014年に横浜に転居直後に癌発症、その後転移が見られ、現在も療養中。そのため内容がクルマに限らず身近なエリアと話題主体になっています。
by Detachment801
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The Car Stereo

1980年頃、クルマに取り付ける最も大切な装備品はカーステレオでした。閉鎖空間であり大きな音で聞いても苦情が出ない車内、そこで聞く良い音の衝撃は驚きと言うほかなく、同時にカセットテープも高級化して、特に好きな曲は重い金属フレームのメタルテープに録音したものです。

しかし当時としてはものすごく高価なカーオーディオ、そうそう簡単に購入できるものではない。私はこのSONYの「The Car Stereo」が欲しくて、結局丸井のクレジットで購入、かなり安めの組み合わせにしたのですが、当時の8万円は高かった。
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そのころ、恐らく一番人気だったパイオニアの「Lonesome Carboy」「120マイルを過ぎると、エンジン音だけでは寂しすぎる」(意味不明)で有名な片岡義男のキャッチコピー、ライ・クーダーなど起用したアメリカンスタイルのTVCMや雑誌広告でも目を引いたものです。背景は1956年式サンダーバード。
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所謂”通”のオーディオマニアに高く支持されたNakamichiのカーオーディオ、しかし価格はバカ高いと言ってもよく、修理が必要な時も都下小平市(当時)に持ち込まなくてはならず。アジマス回路と言う魚のような名称の機能もありましたが、私のような一般人にはその価値もわからぬ超高級品でした。

私は83年当時、輸入車を扱う会社に勤めていましたが、お客のオーダーでNakamichiを搭載した車両は1台しか見ませんでした。
The Car Stereo_f0145372_06423373.jpg
その後、ALPINEとか、カロッツェリアとか、雨後の筍のごとく出現した他のカーオーディオにはあまり興味がなかったので、ここまでにしておきます。

現在は、多少音質が劣っていても、ギラギラとしたイルミネーションを持つようなあと付けのものより、カーメーカー純正品のほうが趣味に合うようになりました。


by Detachment801 | 2021-06-04 07:16
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