大磯：クラシックカーイベント（5/30）

私は行きませんでしたが、当日現地にいた友人から何枚か写真が送られてきました。その中から気になった３点を載せます。

以前勤務していた職場に一度だけ入荷したことを思い出すランボルギーニ・エスパーダ。色も同じだ。所謂スーパーカーのような無理なスタイリングではなく、素直な４座で交差式ワイパーなのが個人的には好きなポイント。足のないフェンダーミラーが洒落ている。

これはスゴイ！1950年代後期のバブルカー全盛期に、ミドシップエンジンで背中合わせのシート配置、前後にのみドアを持つ独逸車ツンダップ・ヤーヌス。このメーカーはWWⅡ独軍のオートバイやサイドカーで、BMWと競合していました。私はまだこのクルマを直接見たことがありません。後部ドアにかかる黒い物体は手前のテントのひも。当時の写真、右が進行方向です。後部座席の人は後続車と目が合ってしまい落ち着かないこと甚だしい。これではリアのドアウインドウにカーテンが必要です。エンジンが中央にあるのでフューエルキャップも中央に見える。

日野自動車ではなく、仏蘭西本国製のルノー４CV。何となく見慣れている姿と違って見える。数年前湘南T-サイトに展示されていた車両のようです。グリルは単なる三本の棒のようなデザイン。
同時期の日野ルノー、右ハンドルであること、バンパーが前後に延ばされていることが大きな違い。

見慣れた姿の日野ルノー最終型。左右両端が繋がった唇のようなダミーグリルは日本特有のデザイン。左右フェンダーミラー、白タイヤ、フォグランプ装備のデラックススタイル。

（2021/7/15）ヤフオクを見ていたらマルサン製のこんなに精巧なティン・トイが出ていました。プラスチックモデルが世に広まる前、ブリキの板からこれを作りだし量産した職人の意気は驚愕に値します。https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e528859921