イージス・アショア廃止により、先制攻撃論浮上。

先日、河野大臣により、イージスアショアが現実的でないとして廃止の決定をされましたが、今度はそれどころではない敵基地先制攻撃論が浮上しています。この案はさらに非現実的なのですが、こんな話が出てくること自体、外交能力がない現政府の欠点が露呈しています。



大学教授による憲法を完全に無視した無謀なコスト論まで展開されているのは驚きですらある。

元幹部自衛官からは、仮に北朝鮮がミサイル500発・500基のキャタピラ牽引車に載せた移動型ミサイルを持っているとすると、それ以上、すなわち600発、700発という膨大な対地攻撃ミサイルを日本は必要とする。との意見が出ています。これは当然の話で、どう考えても現実的に不可能でしょう。

政権与党の一翼を担う公明党からは国民の理解が得られないという危惧があります。本来の公明党の存在意義からすれば、このような時こそ自民の暴走に対する強力なブレーキになるべきです。
憲法を軽視していることが最大の問題であるのですが、それが大きく論じられないのも不思議。
外国の脅威に関しては外交努力こそ真っ先に考えるのが当然です。外務省・外務大臣はもっと大きな発言力を持つべき。すぐ軍事力に頼るのは大きな子供の考えとしか思えない。