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旧車 パトカー 街の写真、食べ歩きから不要情報までというブログでしたが2014年に横浜に転居直後に癌発症、その後転移が見られ、現在も療養中。そのため内容がクルマに限らず身近なエリアと話題主体になっています。
by Detachment801
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警察の暴力、日仏で違う意見


https://news.yahoo.co.jp/articles/d8d28fc256ab92bd613bdc307428489bc29a222b
警察の暴力、日仏で違う意見_f0145372_07232165.jpg
本文より抜粋:アトランタ市で12日夜、黒人男性のレイシャード・ブルックスさんが警官ともみ合いになった末に背後から撃たれて死亡する事件が起こった。抗議の発端になったジョージ・フロイドさんの事件から3週間もたたないうちに起きたこの事件は、全米で続く騒乱と警察の暴力に対する抗議の嵐をさらに増幅させる結果になったのだ。そして、アトランタのニュースはそのままフランスにも伝えられ、フランスでもさらに警察官の在り方に対して考えさせられることになった。しかし、そんな中、ふと、日本のいくつかのSNSを見たところ、なんと日本では、「犯人が射殺されるのが当然だろう」との意見が大半を占めていて、そのことに大きな衝撃を受けた。SNS内では過激な論調が目立つためフランス語圏のSNSでもそういった意見はもちろん出ているのだが、ここまで大半が「警官が被害者を射殺」したことを肯定している現象はおきていない。


これは私がかねてから思っていたことです。日本では基本的に官憲に従順であることが求められ、逃げることはそれだけで犯罪の認定になります。それを多くの一般人が支持していることが常識となっています。
それ故に、米国でのアフリカ系の人々は微罪でも致死的な暴力をふるう警察から逃げようとすることは不自然ではない事実があることも考えず「やましいことがなければ逃げる必要がない」ために「職務に忠実であった」警察官に同情する意見も散見します。

これは我が国では市民のデモに対する意見でもよく見られる「デモは迷惑である」「邪魔なデモのために交通整理する警察官が大変」という意見にも通じます。海外では「市民生活が多少不便になってもデモをする人々を応援します」という意見がTVでも繰り返し流されます。ここには日本特有と思われる、法律とは違う、理由の如何に関わらず「迷惑を断罪する」意識の強さも感じられます。
こういう意見が多数になり、警察権力が強くなれば、我々一般人も将来何らかの理由で規制される可能性が多くなることは容易に想像されますが、それでもやはり日本人は「お上」のやることに納得しない人を非難し続けるのでしょうか?大きな疑問です。

by Detachment801 | 2020-06-23 07:51
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