昭和43年の交通覆面パト。茨城県制作動画より。

茨城県映画『パトロール－交通巡ら隊員の記録－』（1968年（昭和43年度）制作）

https://www.youtube.com/watch?v=1GvhYHxMbm0

15分38秒より、昇降式赤色灯を装備したセドリック覆面パトカーの運用状況が見られます。かなり積極的に取材していて、近年の「交通警察24時」の元祖とも言える映像が素晴らしい。

違反者と話す室内の様子。赤色灯格納装置がわずかに見えます。

納得できず大声を出して制止を振りほどこうとする違反者。これはまさに警察24時でも見られるシーンです
休憩のため訪れた派出所にはもう一台、クラウンと思われる覆面パトも存在していた。左フェンダーに長い警察無線アンテナ。
日中のシーンでは赤色灯昇降装置のシルエットがはっきりと確認できます。
違反車両の停止状況は現代と違いかなり強引
ナンバーは　茨8た25-62　当時はまだ官公庁用にひらがな「た」が与えられていたことがわかる貴重な映像。
制作スタッフの真摯な取材姿勢が伺えるストップメータ画像も抑えています。
現在のパトロールカーや教習車にも引き継がれる二段ミラー。このぐらい古い覆面パトカーの情報というのはほとんど存在しないので個人的にはかなり見どころ満載でした