Eテレ ハートネット 特集 薬物依存を考える。２

Eテレ、ハートネットTVの再放送を見て。

カナダでは違法薬物依存者の支援のため、政府や民間団体が注射室を用意して、そこで薬物を使う人のために清潔な注射器、アルコール綿、止血帯等を用意して使わせます。本来世の中の闇に隠れがちな家のない者、仕事のない者に支援の糸口がそこから可能になります、そこでの薬物使用は警察も罪に問わない特別な場所になっているそうです。この考え方の差に驚きました。

日本ならその施設から出てきて次の角あたりに警察官が隠れていてたちまち逮捕するでしょうね。

薬物依存に関しては現実にはものすごく大きな問題、ご家族、関係者の苦悩などいろいろな考えがあって一口には言えませんが、将来的には犯罪者としての収監ではなく重度の依存症、病気の一つとしての治療が行われる方向になるのだと思いました。