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「小さいおうち」
(ネタばれ注意)昨晩、TVでやっていました。山田洋二監督の作品は過去に見たこともないし、まったく興味の対象外でした。ましてやタイトル的にも内容は想像すらできず、昭和の時代考証が面白いかなぐらいで見始めたのですが、なんとある企業の専務の奥様である時子(松たか子)が夫の会社の若い社員(吉岡秀隆)と一線を越えてしまう不倫ものではありませんか、すべてを知る女中さんのタキ(黒木華)は60年後、自らの死期が近づくにつれて、その内容をノートにしたため始めます。現代と過去の映像が交互に絡み合い、激しい描写は一切ないのですが、徐々に松たか子の焦燥が高まっていくのが切ない。最後まで見てしまいました。こんなに引きずり込まれるとは驚きでした。
by Detachment801
| 2015-03-02 07:58
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