新天地カフェー組合

相模原方面から尾張屋橋を見る。この橋を渡ると国道１号との交差点があるが、このまま側道へ入る。高さ2.5ｍ以上は無理らしい。

ここで橋の下を右折します。子供たちの描いた明るい絵が並んでいる。


橋を抜けるころ、赤い鳥居が見えて来ました。


これがこのあたりが新天地と呼ばれていたころの生き証人でもあるお稲荷さん。石の柵には「いろは」「ハトバ」「三ツ和」などいかにも花街の店名が並ぶのがちょっと驚き、「ラッキー」も目立ちます。

まずはお参りを済ませ、振り返ると昭和三十年一月吉日の文字が、
売防法の成立が昭和三十一年、完全施行が昭和三十三年なので、そんなことはまだ誰も考えていなかったころにこの門柱と石の柵が奉納されたのですね。

小さいが堂々としたお社。手入れも行き届いているようなのでどなたか縁の深かった方が管理されているのかなどと思いを巡らす。

最初は個人名ですが、組合長なのかと推測されます。「若松」「笹本」ときて「ユカイ」とはなんだか、ツワモノ共の夢の跡という感じがしてきました

ある意味「必要悪」だった場所の証拠とも言えるこの門が、ここまではっきりと残されたのはすごいことですね。


当時を知ると思われる建物群

「琴」「はじめ」なんてのも、先程のお稲荷さんになかったかな？などとつい考えてしまう。


ところが、ただ一軒のみ、いまも健在であることを、この目で見ることが出来ました。瓦の庇、豆タイルの装飾。胸がときめきます。

うーん、当時はみなこういう感じであったのでしょう。こんなに綺麗に残されていることが素晴らしい。


絶対こんど泊まってみよう。

予約とか要るのかなぁ？

げげげ、雪をかぶったＧＯＬＦ発見。窓がえらいことになってる。


さらに路地探索。

わ、なんだかめっちゃあやしくないですか？
　　

続く