掩体壕

「えんたいごう」このようなものがいまだに存在することを最近知りました。子供のころ、杉並区内にはまだまだ防空壕がたくさんあり、入っちゃいけないといわれながらも遊んだものです。そうそう、エッチな本なんかも防空壕に隠してありましたねぇ。

B２９の空襲から戦闘機を隠すためだそうです。

なんとなく怖い感じの内部

これで空襲から飛行機が守れるとは思えないです。ここまで爆撃されるようになったら滑走路も穴だらけでしょう。ここに隠した戦闘機を引っ張り出してアメリカと戦えると思っていたこと自体が悲しい。日本は間違った道を歩んでいたと痛感します。そして最近、再びあの時代を賛美するような風潮があるのには大きな疑問を感じました。

比較的近い別の場所にも掩体壕があると知ったので移動中、得体の知れぬ車両が接近してきた。この色がすでに80年代的！

ファミリア？5ドアなのにリトラクタブル・ヘッドライトというのは稀有な存在ですなぁ。

三鷹市内に残る掩体壕には出撃準備中のような日本軍機のイラストが描かれていた。こうなると、本来負の遺産であったものなのか、当時を美化するものなのか、過去の遺産の存在意義というものは後の考え方によりどのようにでもなるものだと感じました。





こんなに何箇所も残されていたとは、

平和な時代の格納庫、でも全体の形は似ていますね

その近所で、玩具のような木造３階建てが並んでいた

このクルマはスバルの傑作だと思っています。