横浜のさまざまな顔 ２ 曙町周辺

曙町は古くから赤線の街として知られ、現在は風俗関連の店も多い。

国道１６号の交差点に面した古い建物、バス停ではこのあたりは「横浜橋」となっている

ほとんどの古い建築は取り壊されてこのように強烈なビルになったところもあります。二軒おいた右側に三味線と書かれた看板が見えるのが古くからの花街であったことを物語る

所謂特飲街の象徴が東京、鳩の街や玉の井などに今も残るカフェーの跡であり、アール・デコ調の建物は「カフェー建築」と呼ばれて古い歓楽街には時折見ることが出来ますが、この建物の看板部分の文字は後に書き足されたものの様だ。


現在も使用中のそれらしき建物。吉原などの大きな遊郭街は公娼街と呼ばれるが、このような１件ごとの規模の小さなものが多い場所は私娼街といわれる場合が多い

このあたりにも妙な雰囲気が残る

昭和の香りが残る場所、永井荷風などの小説で描かれたような空気を感じます。

同じ建物の一部

路地の風景、日中でも営業中の店もけっこうあるのですな

赤線建築をそのまま流用した風俗店舗

赤線街を歩くと必ず見つけるのが病院と質屋。


一枚目に載せた建物が気に入ったので数枚撮影。

できれば壊さないで欲しいですね

右奥に「よこはまばし」商店街のアーケードが見えます