クイズの車両 ２と３

二台目は比較的簡単だったでしょうか？BMWイセッタ、会場では親子連れなどが「これもBMWなの！」と驚きの声を上げていました。

この車両は右ハンドルです。当時から日本向けがあった訳ではありません。


本来ごく狭いトラックの二輪である後輪がひとつしかないので英国向けとわかります。
当時英国では4輪車と3輪車の税金に格差があったために税金の安い3輪車としないと、トロージャン（ハインケル）やボンド、同じドイツのメッサーシュミットなど他のバブルカーたちとの競争が不利であったためですね。
希望ナンバーだとすると1961年式と推測されます。

明らかなイタリアンスタイルであったため、さまざまな意見を呼んだこのテール

カロッツェリア・ギアの手によるスタイリングのいすゞ１１７クーペ（初代）
ジウジアーロによる美しいデザインはいまだに色あせない。初期型は大量生産ラインに乗らない手造りに近いものだったと言う。リアガーニッシュのある後期型でもめったに遭遇しない現在、このプロトタイプの１１７スポーツに近い初代は宝石のように見えます。

168さんが丸四灯と指摘した通りのフロントエンド、丸四灯はリアガーニッシュをもつ量産型の中期モデルまで存続した。
その後昭和53年ごろ、米国から始まった流行の角型ヘッドライトを採用したときはかなりのブーイングがあったと想像できます。