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The Devil Wears Prada プラダを着た悪魔
数年前にヒットした映画だが、その頃は映画どころではなかった(個人的に)ので、今回のTV放映が初見です。
案外面白くて、クルマを停めて、最後まで見てしまった。 田舎から出てきたジャーナリスト志望の冴えない女の子アンドレア(アン・ハサウェイ)が お洒落な女の子なら皆が憧れる超一流ファッション誌の、悪魔とも称される豪腕女編集長のアシスタントになり、徐々に変わっていくが、最後に本来の自分を取り戻す、という物語 業界トップ誌のワンマン編集長のミランダ(メリル・ストリープ)の存在感がピカイチ!原作者が1年間勤務した経験を元に書かれた小説で、実在のVOGUEの編集長アナ・ウインターがモデルといわれているが、もしかするとほとんど誇張が無いのでは?と思わせます。 ミランダの仕事ぶりは隙がなく完璧主義、スタッフには冷徹で温情のかけらもなく無理難題と辛辣な皮肉のオンパレード、周りからは「プラダを着た悪魔」と称されているわけだ、その無理難題ぶりも芸術的で、双子の娘のために発売前の「ハリー・ポッター」の原稿を手に入れろ、なんていう嫌がらせ同然のものまであってむしろ笑えます。 しかしそれまでのファッション業界を夢見てきたアシスタントとは異なるアンドレアは、そのプレッシャーに押しつぶされそうになりながらもどんどん成長し、ついには先輩アシスタントを越えてしまう存在になってしまい、「世界中の女の子の憧れ」である職業をこなすようになっているのだ。 オネェな先輩はこの業界にありがちだし、どんどん綺麗になっていく彼女には超大物デザイナーまでもが下心と共に幾たびも救いの手を差し伸べる、ある日彼と一夜を共にした彼女は重大な情報を手にすることになるのだが・・・。 その過程で、友人や彼氏など、大切だった人たちと疎遠になりつつあることに気がついていく、 プラダを着て悪魔に魂を売ったのは本当はアンドレアだったのか? ある日、彼女は、パリでのファッションショーへ同行という最高のチャンスを手にしたそのさなか、ミランダからの着信が鳴る携帯電話を噴水の池に投げ込み、ジミー・チューのハイヒールの(たぶん)きびすを返し、もともとの希望だったジャーナリズムの世界にと転身を決意するのだ。 大したストーリーではないのだが、いわゆるシンデレラ・ストーリーに終始せず、自分の進路に悩み続け、周りからは成功の一歩手前と想われる地点で、最後は自分に戻っていくという、その等身大の姿が全世界の働く女性の共感を呼んだことは想像に難くない、 冷徹といわれるミランダが、心を許したアンドレアに時折見せる子供達を想う母の顔、最後にはちょっとワガママな退職の仕方をしたアンドレアの再就職先の面接担当者に対して強力な後押しをしてくれたことなど、ほろりとさせられるのもこの映画に暖かさを添えているだろう。 アンドレアが新人時代、まだ洗練される前の象徴が6号サイズで、オネェ君のヘルプもあって変貌を遂げたあとの象徴が4号サイズの服というのは製作者の偏見だぞって思いました。 大抵の女性には人気だろうが、恋愛映画としては中途半端、派手なシーンはなく、一般男性では華やかなアメリカのファッション業界やその内部が垣間見られることに興味がある人、暇で見る映画がなくて、まだ見た事が無い人なら面白いと思うかも、 とにかくメリル・ストリープなくしては成功しなかった映画かもしれませんがね。 いま、度重なる地震の中で書いています。 参考画像 アナ・ウインター:私も何度かTVの映像で見たことがあります http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC ![]()
by Detachment801
| 2011-03-23 07:04
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