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日野ルノー 4CV
都心の一等地、六本木ヒルズのごく近く、
昔はテレ朝通りとか言っていたこのあたり。 平日の昼間、なんとなくのんびりしたエリア、 噂に聞いていた小さな修理工場の奥にひっそりとそのクルマはあった。平日休みの日に一度見て見たいと思っていたのだ。 工場内を覗くと誰もいないようだ、奥に入り扉を見ると犬がいるので開けないでと書かれている、 呼び鈴を鳴らすとはたしてわんわんきゃんきゃん犬がほえまくる、犬を叱る声も聞こえてきてちょっと恐縮・・・・。 程なくして出てきた女性に「ご主人いらっしゃいますか?この車を見せていただきたいのですけど」と告げると 「あら、その辺にいるんじゃない?」 振り向くと帽子を被った男性がちょうどどこからか帰ってきたところ。よかった!こういうときに限って出かけてるのでまた来てくださいなんていわれることがあるからね。 さっそく見せてもらう、 真上まで大きく開くトランクリッド その中にルノーPAのプレート、61は年式であろうか とても丁寧に説明してくれる店主、もうほとんど手をかけるところはなく、あと二ヶ月もしたら車検も取れるという。さすがに塗装はオリジナルではない わずか800ccの水冷エンジン、なんとノンレストア、フューエルポンプだけが不調なので電磁ポンプに変えただけとは素晴らしい。 興味深いコーションプレート、こういうプレートを見るのは好き。極圧油とは何ぞや? なんとなく昆虫のような後姿。 リアウインドウの下にラジエターキャップが露出している、オーバーヒートしたときは悲惨だっただろう。 昔のクルマにはHAKKOSHA製のテールランプをよく見かける ルノーデラックス、昔はなんでもデラックスが良いものだった、チョコレートにもデラックスがあったしね、マツコにまであるとは不思議だけどね。 ルノーのエンブレム、中央にはHinoの文字が誇らしげ。 後席のドアを開けると手前に小さな肘掛が見えた、店主によると肘掛つきは元営業車であったらしい。昔の自動車雑誌には「ルノーの中古にはタク上がりが多い、走行距離が多すぎて長持ちしないので注意」などと書かれているが、こんなに長命な個体も存在するのだから面白いものだと思う。 注意してみないとわからないがヘッドライト上部にもHinoの文字。グリルは穴も開いていない完全なダミー(トランクになってるので開いていたら困るけど) 全長により最高速度が異なったという日本の法規に合わせて延長されたバンパーとはこのことだろうか? まるで「三丁目の夕日」気分、ヒルズのそばなんて思えない。 店主が見せてくれた昔の六本木交差点の写真、昭和34年ごろであろうか?ルノー、ダットサン、クラウンなど国産が多いが55シボレーや戦後すぐのビュイックも見える 隣には黒塗りの1960年代の280SL、 ルノーよりも2000ccも大きいエンジン、早くも燃料噴射を備えていると思えるが、SLは1955年の300SLから燃料噴射つきだった。
by Detachment801
| 2011-01-22 09:49
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